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法律相談Q&A

譲受債権の譲渡人が債務者に対して債権譲渡通知をする前に破産し、破産管財人が選任されました。債務者による債権譲渡の承諾もありません。私が債権者であることを破産管財人に対抗することはできるでしょうか?

最判昭和58年3月22日が、指名債権の譲受人は、譲渡人が破産宣告(現行破産法における破産手続開始決定)を受けたときは、宣告前に民法第467条第2 項所定の対抗要件を具備していない限り、債権の譲受けをもって破産管財人に対抗しえないと判示しており、破産管財人を「債務者以外の第三者」として取り 扱っています。
従って、第三者対抗要件である確定日付による通知又は承諾を備えていない以上、譲受債権を取得したことを破産管財人に対抗することはできません。